GNLとは
「ブルー・ノート・レコード」という、ジャズ専門のレコードレーベルがあることをご存知の方も多いと思います。
このレーベルは、十分な資金もノウハウもない状況でありながら、ジャズへの情熱とこだわりによって、歴史に残る多くの作品を生み出しました。また同時に才能溢れる若きミュージシャン達の発掘にも尽力しており、21世紀の現在まで存続している唯一の存在でもあります。
そんな彼らの功績とは、当時まだ理解できなかった才能や感性に注目し、育て、未来に受け継がれる貴重な価値を生み出したことだと、私たちは考えます。
「GNL=グリーン・ノート・レーベル」は、そんな彼らの活動に感銘を受けて名づけました。
私たちの活動の源泉となっている問題意識をお話しします。
現代社会は、経済が優先です。 極端な表現をすると、経済効果が見えないものは価値を失い、いずれ無くなる、という運命にあります。 どんなに素晴らしい夢や希望であっても、どんなに誇れる文化であっても、現代社会で存在し続けるには、その経済効果を語らなくてはなりません。
経済優先の社会は「個」や「集団」の行き過ぎた利益の追求を生み出します。 しかし、そういった経済優先の社会は終わりを迎えようとしています。そう信じています。
私たちは、経済を基盤に生きる「消費者」である以前に、国や地域のために働く「国民」であり「市民」です。 もう一度「公」の幸せや繁栄とは何かを考え直し、経済だけに頼らない社会的活動があちこちで活発になることを望んでいます。
私たちは「マチザイ」と社会との様々な関係づくりを実践します。 それは、ステークホルダーによる直接的な活動に加えて、ある種のセカンドオピニオン的な発想で行う「ノーティング(発掘・記録・支援)」という社会的活動です。
- 発掘=マチザイノネタ
- ヨソモノの視点や多角的なキリカタによって、当然のごとく継承されてきた文化に新たな価値を見出します。
- 記録=マチザイノキオク
- その存在や価値を多くの人々に伝え、共感してもらうカタチとしてデザインします。
- 支援=マチザイノミチ
- 主体者とともに、活動に必要な知恵と技の享受、場と資金の調達などの方法を一緒に考えます。
社会的活動グループ グリーン・ノート・レーベル(GNL)代表 明石博之
活動の仲間(GNLフェロー)
GNLフェローとは、社会的活動「マチザイノオト」およびその実践主体「GNL」の趣旨に賛同し、これらの活動の発展や各プロジェクトに必要な知恵(ノウハウ)と技(テクニック)を可能な限りにおいて提供していただくことに了解した各界のスペシャリストです。
※あくまでも有志のネットワークであり、組織的なヒエラルギーは一切ありません。
活動の拠点&コンタクト
グリーンノートレーベル株式会社
〒934-0022 富山県射水市放生津町19-1 ma.ba.lab.
電話:0766-50-8486
Eメール:recd@jrec.co.jp(はじめての方は必ずEメールでご連絡ください)
会社WEB:https://ba-gnl.jp/
以下の3つのルールをお読みいただき、Eメールでご連絡ください。
3つのルール
- 主体者からのご相談のみに応じます。主体者とは、ある程度の責任を負う覚悟のある方です。最後まで諦められない立場にいる方です。
- 当面は、富山県内の活動・事業に限定します。富山県に縁のあるものが、たまたま県外に存在、依存しているという場合は対象になります。
- 私たちは主体者のビジョンや想いに共感して動きます。社会的活動はボランティアではありませんが、予算ありきで動くわけでもありません。