内川さんぽ~漁民を守れ!いのちを賭けた直訴
「漁民義人塚」に手をあわせる津屋崎ブランチの山口覚さん(福岡県)。
漁民から不当な搾取をする悪徳商人に腹が立ち、漁民400人の先頭に立って加賀藩の公事奉行に直訴(バンドリ一揆)した勇敢な二人の人物がいました。
漁民の窮状は救われましたが、一揆の首謀者としてその二人は斬首されました。人々はこの二人を「世直し義人」としてあがめ、手厚く弔ったのがこの「漁民義人塚」です。
ここ新湊ですが、まっすぐで、正義感の強い人が多い印象を受けるのは、そういった歴史があるからかもしれませんね。
明石 博之
[組織] グリーンノートレーベル(株)
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー
1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。
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