旧渋谷畳屋店〜汗ダラダラの測量

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詳細な図面を起こすために、建築家の濱田さんが建物の測量をはじめました。

「汗ダラダラ」とは測っている二人ではなく、僕のことです(笑)
超がつく暑がり&汗っかき!気温35℃、もうたまりません…。

この建物、そもそも図面というものが存在しません。柱の真―真を1か所づつ測ってご苦労されているなか、「そんなもんで設計出来ちゃうんだぁ」と、僕の関心事は、お二人とは違う世界にありました。

あぁ、巻尺たるんでるし~とか、斜めに伸びてるし~とか、横で見ていて小姑のような気分でしたが、よく考えればもともと大工さんの経験と勘で現場合わせ的につくった建物でしょうから。

そして、最後の「んん、はいはい、了解」という濱田さんの自信満々なひとことで妙に安心したのであります♪ 

グッドデザイン賞を受賞したこの方、やっぱりタダもんじゃないみたいですよ。


明石 博之

[組織] グリーンノートレーベル(株)
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー

1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。

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