内川さんぽ~ここにしかない風景

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富山県射水市にある漁師町(新湊)を流れる「内川(うちかわ)」は、富山新港と庄川の河口をつなぐ水路です。

川と言っても、高低差がないのでほとんど流れがありません。
この、ゆる~くカーブした川沿いに築70、80年の木造建築が所狭しと建ち並んでいます。

そして、訪れた人が口を揃えて言うことは「水面まで近いね」です。それが、内川の“ここにしかない風景”を創り出してします。
両岸に停泊している定置網漁の漁船は、活気と静寂を演出する装置として一役買っています。

地元の人が思う以上に、魅力のある風景です。


明石 博之

[組織] グリーンノートレーベル(株)
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー

1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。

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