古民家のリノベは、気心の知れた仲間がいい

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今回のプロジェクトチームは、uchikawa六角と同じく、設計は濱田修建築研究所(富山市)さん、工事は藤井工業(南砺市)さん、そして、プロデュースは地域交流センター企画というメンバーです。建築家の濱田さんは、言語化できない僕らのイメージを上手に図面として表現してくれます。藤井社長はというと、どうしてもこうしたいんです!という無理なお願いをいつもいつも「それは面白そう、やってみましょう!」と聞いてくれます。面倒くさいことも、嫌な顔せず、どうやったら出来るか、すぐに検討をはじめてくれます。これがプロの仕事なんだなと、六角堂の工事の時と同様、感心というより感動してしまいます。

写真は、藤井工業の藤井社長と、頼もしく腕組みをしている藤井社長の真似をする、ワールドリーデザインの明石あおいさん、です。


明石 博之

[組織] グリーンノートレーベル(株)
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー

1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。

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