春が待ち遠しい 内川さんぽ

昨年の夏の写真です。内川さんぽ、を心から愛するひとりです。つまり、「路地萌え」なのです!写真をよく見ますと、微妙に風景が変わっていることに気づきました。やっぱり、建物の取壊しの流れは止められないのですね…。この風景、全国的に唯一無二のものです。間違いありません。

皆さん、春になったらぜひ、内川を散歩してみてください。心をぐっと掴まれるような、何か訴えかける風景に出会うことができると思います。観光客の人とか、散歩を楽しむ人が増えてきたら、ここで古民家を利用して、何か商売や活動をやってみたい、という人が増えるかもしれません。

それなりに全国各地を見てきた人間です。この地の価値がよくわかります。間違いなく、富山の宝です。


明石 博之

[組織] グリーンノートレーベル(株)
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー

1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。

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