木を並べて、パターンを考えてみる

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おきがえ処「KIPPO」の内川沿いの玄関は、町並みと溶け込み過ぎないよう、昭和レトロな感じはそのままに、少しだけ遊んでみようと思います。
新しく造った玄関ポーチの軒下より下の部分の外装に、色んな長さや素材の木材をペタペタと貼っていきます。uchikawa六角堂の内装のような感じですが、今度は縦位置です。しかも、建具屋さんから頂いた古材です。良い感じで経年変化したものばかりです。
配置のデザインパターンを大工さんに伝えるため、今日は半日かけて、床で仮組みしてみました。明日は、それを大工さんに、床から壁へと「コピペ」してもらいます。パソコンの中のデザインではなく、微妙に寸法が合わなかったりする木材並べをやってみると、普段とは違う部分の脳みそを使った気がします。汗だくで夢中になって、夏休みの工作のような楽しい時間でした。


明石 博之

[組織] グリーンノートレーベル(株)
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー

1971年広島県尾道市(旧因島市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、まちづくりコンサル会社に入社。全国各地を飛び回るうちに自らがローカルプレイヤーになることに憧れ、2010年に妻の故郷である富山県へ移住。漁師町で出会った古民家をカフェにリノベした経験をキッカケに秘密基地的な「場」をつくるおもしろさに目覚める。その後〈マチザイノオト〉プロジェクトを立ち上げ、まちの価値を拡大する「場」のプロデュース・空間デザインを仕事の軸として、富山のまちづくりに取り組んでいる。

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