海辺の空きビル、内装の解体でサッパリ | マチザイノオト

海辺の空きビル、内装の解体でサッパリ

マチザイノオト的には、富山に来てから初のビル物件です。木造伝統工法の町家ばかりではありませぬよ。

ちょうど、内装解体が終わったところ。こうしてみると、鉄骨造の建物はさっぱりしたものです。本来は、この状態からデザインしたほうが効率が良いのです。どこに骨組みがあって、配管がどこを通っているのか一目瞭然ですから。

本日は、オーナーの山本さんが東京出張のため、クリエイティブチームだけが集まっての緊急ミーティングです!リノベ工事のお決まりのパターンなのですが、今日が「開けてビックリ玉手箱」の最初の日でした。

悩んでいるチームがいる一方、解体&片付けチームの作業はじゃんじゃん進みます。頼もしい男たちです。コンテナを覗いてみると、木造建築に比べて「固そうな」廃棄物が多くて、詰めにくそうな印象を受けました。寒い中、本当にご苦労様です。

解体してみると、鉄骨の梁が予想以上に降りてきていて、梁の高さで天井を貼ってしまうと、めちゃくちゃ窮屈な印象を受ける空間になってしまいそうです。かといって、全部をむき出しにするほどの見応えはなく、しかも、配線や配管の収まりがキレイにならないと思われます。さて、どうしたものか…。

撮影しているこの場所が、ちょうどカウンターになる部分です。オーナーさんがここに立って、自らつくった美味しいビールを注ぎ、お客さんに提供する場所です。それが、来年春には実現するですねー。すっかり、ご本人になりきって、感情移入してしまいます。

そして、日付は変わって大事なお祓いの日。手前にいるのが、オーナーの山本さんです。この土地に残っている全ての良からぬものを清め、リノベ工事の無事と、開店後の商売繁盛を祈願します。

意外だったのは、お坊さんがお祓いをしたことでした。いつもは神主さんにお願いしているので、わたしにとっては新鮮な体験でした。偶然にも、こちらの建物の元の持ち主さんと、お祓いをしてくださったお坊さんが同じ学校の同級生だったことにも驚きました。ご縁って、連鎖するんですね。これから工事も本格的にはじまります。まずは安全に、安全に。寒い日が続きますので健康第一に、宜しくお願いします!


明石 博之

明石 博之

[組織] (株)地域交流センター企画
[役職] 代表取締役
[職業]場ヅクル・プロデューサー

1971年広島県因島市(現尾道市)生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを学ぶ。大学を卒業後、株式会社地域交流センター企画に入社。東京を拠点に、全国各地のまちづくりプロジェクトのコーディネーションを行う。2009年に同社の代表取締役に就任。2010年に妻の故郷である富山県へ移住した以降は、自らがまちづくりの主体者として、歴史的建築物などの地域資源を活用した社会的なしくみづくり、ソーシャルビジネスの事業化に力を入れる。

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